介護業界がコロナ失業者の
21/11/24
介護業界がコロナ失業者の受け皿に
異業種出身者が活躍できる職場作りを
総務省の調査によると、今年2月時点の医療・福祉関連業者数は884万人。
1年間で24万人増加しています。
一方で、新型コロナの影響が深刻な飲食・宿泊サービス関連業界の就業者は46万人減少しています。
介護業界が、コロナで失業したり自主退職したりした人たちの受け皿となったことが伺えます。
介護業界にとってはありがたい話ですが、彼らは残念なことに「介護が好きで」「介護の仕事に夢や希望を持って」働くわけではありません。
コロナ感染が落ち着き、元いた業界の雇用状況が改善されたりしたら、出て行ってしまう可能性が高いでしょう。
「自分は職場に必要とされている」を実感させることが離職防止には重要です。
異業種から入社した人がいるときは「会社にその人を当てはめる」のではなく「その人を活かすために会社を変える」ことも選択肢の一つです。
食事イベントなど、彼らが飲食や宿泊業界で培ったノウハウや知識を活かせる場を設けるなどして、活躍してもらいましょう。