ミャンマーで軍事クーデター発生

技能実習生などのメンタルケアを！

　2月1日、ミャンマーで軍によるクーデターが発生し、アウンサン・スー・チー国家顧問らが自宅に軟禁されました。５年前に選挙で民主化を果たしたミャンマーですが、再び軍政に戻ったことで、今後の動きに注目と懸念が広がっています。

　技能実習などで来日する人ミャンマー人は、近年急速に増えており、介護現場でも重要な戦力となっています。しかし、不慣れな日本で生活することは大きな不安です。

そうしたところに母国で政変や災害が発生すると、精神面でのダメージはさらにおおきくなります。

ミャンマー人を受け入れている介護事業所は、監理団体などと密に連携し、正確な情報をいち早く伝えて、彼らのメンタルケアに努めていくことが求められます。

また、現介護業界で働く外国人の母国の中には、政情が不安定だったり、地震などの災害が多く発生したりする国もあります。

今後、同樣のケースが起こることも想定して、社内で心のケアをしっかり行える体制づくりを進める必要があるでしょう。