外国人など就労者の
21/12/10
外国人など就労者の多様化に対応
「タトゥー可」とマニュアル改定の企業も
先日の介護業界紙に、大阪の介護事業者が業務マニュアルを全面改定したという記事が載っていました。
新マニュアルでは「入れ墨、タトゥーは露出しなければ可」としたそうです。
その理由について、この会社の常務は「全面禁止とすると、外国人などの採用に支障を来す」とコメントしています。
人手不足が深刻な介護業界では、外国人の雇用は今後避けて通れません。
また障がいを持っていたり、LGBTであったりと、社会の中で少数派とされてきた人たちが就労するケースも増えてきます。
このように、働く人たちの多様化が進む中で、これまでのマニュアルやルールが合わなくなることが考えられます。
彼らの文化や生活習慣を尊重し、必要に応じた見直しが求められるでしょう。
ただし、どれだけ働く人たちの多様化が進んだとしても、社会の哲学や、スタッフ教育方針にはブレない1本の柱が絶対に必要です。
時代に応じて「変えること」と「変えないこと」を明確にし、スタッフにも示していきましょう。