外国人の真面目な姿勢が
21/11/09
「外国人の真面目な姿勢が職場に好影響」は
「日本人職員の教育不足」の裏返し?
人材サービス事業の廣済堂ビジネスサポートが、特養や老健などの高齢者施設を対象に実施した、外国人人材雇用に関するアンケート調査の結果が1月26日に発表されました。
「外国人介護職員雇用によって改善された・良い効果が表れている点」という質問の回答は「日本人職員の技術向上・業務改善」が約44%で最も多くなりました。
これについて同社では「外国人人材の真面目さや明るさ、一生懸命に仕事に取り組む姿勢が、日本人職員に良い影響をもたらしているようだ」と分析しています。
確かに、そうした面はあるでしょう。
しかし、これはよく考えると「日本人は真面目に働いてこなかった」ということではないでしょうか?日本人が良いお手本になるよう、日頃から十分に教育しておかないと、外国人に悪い影響を与えかねません。
これからは海外人材が介護福祉士の資格を持ち、リーダーになることも珍しくない時代となります。日本人、外国人を問わず、専門性を持ち、スキルアップを図っていく必要があるでしょう。